木造軸組工法

住宅の構造は構造材の種類により木造鉄骨造鉄筋コンクリート造と大きく3種類に分かれます。

そして木造のなかにも軸組工法(在来工法)・枠組工法(2×4・2×6)・木質系プレハブ工法など様々な工法があります。

当社では木造軸組工法(在来工法)を中心とした家づくり及び改修・修繕等の工事を行っています。

木造軸組工法は日本古来の伝統工法を基に発展・定着した工法で日本で最も広く採用されている建築工法です。

鉄筋コンクリート造の基礎の上に土台を固定しその上に柱を垂直に建て、梁・桁を水平に渡して、屋根を組みます。

垂直方向の力に対しては柱が、水平方向の力には梁が抵抗し筋かいと呼ばれる斜材を加えて耐力壁を配置して、補強金具を使って耐震・耐風構造の強度を高めます。

近年は構造用合板・OSB・MDFなどの面材を使った耐力壁や床組みも従来の【根太床工法】から根太を設けず床下地合板を厚くして直接梁材に留める床組み【剛床工法】でさらに耐震性を高めて施工します。

木造軸組工法の【メリット】

施工性

  1. 日本で最も普及している工法なので施工できる工務店が多い
  2. 近年はプレカット工場での機械による木材加工が中心で人件費の削減・工期短縮につながる
  3. 間取りの自由度が高い柔軟な設計が可能
    様々な間取りや窓などの開口部の位置や大きさも比較的自由に設計することが出来る。
  4. リフォームがしやすい
    他の工法と比べて間取りの変更や増改築等、将来的なリフォームにも柔軟に対応出来る。

木造軸組工法の【デメリット】

  1.  施工期間が長い
  2.  各業種が現場での作業が中心となる為、工期が長い
  3.  品質に差が出やすい
  4.  施工する職人の技術により仕上がりなどに差が出やすい

工法です。

  

当社はHMや大手ビルダーのような独自の工法はありませんが、地域のお客様とのつながりを大切にして細かな要望や相談にも柔軟に対応させていただけたらと思います。

木造軸組工法の欠点である職人の技術で品質に差が出来ないように丁寧かつ正確な現場施工をを心掛けています。